多様な発想支援士養成講座step3ゆうき 特別支援教育からきたインクルーシブ教育

ユニバーサルデザイン×コミュニケーションで考えるインクルーシブ教育

step3では、特別支援教育から生まれた実践の成果に目を向け、その丁寧な取り組みがインクルーシブ教育につながる具体例を学びます。

多様な子どもたちを支える知恵と工夫が、誰もが学び合える場を作るヒントになることを一緒に考えていきましょう。

 

講座概要

タイトル step3 ゆうき
テーマ 特別支援教育からきたインクルーシブ教育
講座数 6講座
内容 ユニバーサルデザインの発想
コミュニケーション
ICT、集団づくりなど
視聴期間 全ステップ一括受講18ヶ月

※フライヤーはこちらです

内容・講師

1. 学びのユニバーサルデザイン(UDL)で誰でも学びやすい環境を

「学習がよくわからない」「学ぶことが苦痛だ」
そうした状況は学習者の問題ではなく、学習環境の問題かもしれません。

本講義では、UDLの考え方を通して、学習者の多様さに応えるような学習環境をどうデザインするか検討します。もちろん学校での実践例も紹介する予定です。

川俣 智路かわまた ともみち

北海道教育大学 准教授

川俣智路 顔写真

近年興味を持っている研究テーマは「学びのユニバーサルデザイン(UDL)」という枠組みを用いて、誰もが楽しく学べる学習環境をどうデザインするかということです。たとえば「複数の学び方が選択できること」「テクノロジーを積極的に活用できることなど」楽しく学びやすい環境とは何かを探求しています。近著に『ICTを活用したこれからの学び 次世代を担う教師のためのICT入門』があります。


2. ワーキングメモリと読み障害・書き障害・算数障害

LD(学習障害)について近年はよく知られるようになりました。しかし効果的な支援を行うためには、なぜ読み書きや算数の困難が生じるのかを理解する必要があります。脳の一時的な記憶の働きであるワーキングメモリの視点を持つことで理解と支援を行いやすくなります。

河村 暁かわむら さとる

福岡教育大学 准教授

河村暁 顔写真

筑波大学大学院においてLD児のワーキングメモリについて研究。在学中から広島市の発達ルームそらで学習に困難のある子どもへの学習支援に17年間従事。2021年広島文化学園大学に着任。福岡教育大学2023年着任。

著書に『ワーキングメモリを生かす指導法と読み書き教材』があります。


3. 多様な子どもたちと向き合う教室づくり

このセッションでは、多様な子どもたちが安心して教室で過ごし、学べるための具体的な取組を紹介します。

その一方で、多様な子どもたちと向き合うことの難しさにも触れます。それでもその中で子どもたちと向き合い、できること、やれることを考え続けることの大切さを共有できたら…と思っています。

大野 睦仁 おおの むつひと

札幌市立平岡中央小学校 教諭

大野睦仁 顔写真

札幌市内の公立学校に勤務する教諭。
ココに通う子どもたちと、ココで働く先生たちと一緒に「学習者主体の教室づくり/対話を通した職場づくり/内省を生かす自分づくり」を模索中。

学生時代のボランティア活動や、特別支援学校での勤務、障害のある方たちとのキャンプ指導経験から、インクルーシブ教育に関心をもち、どの子安心安全に通え、どの子も幸せな子ども時代を送れるような教室づくりに取り組んでいます。


4. 言葉とコミュニケーション

特別な教育的ニーズがある子どもに言葉を届けるための関係づくりやコミュニケーションの在り方について実際の事例を通してお話します。また、家族の暮らしを大切にした教育相談、授業や学校経営における言葉の力について紹介します。

吉田 英生(よしだ ひでき
津山市特別支援教育ナビゲーター

吉田英生 顔写真

小学校で特別支援学級担任、通常の学級担任、通級指導教室担当の後、教育委員会指導主事、課長を経て、小学校副校長(兼・特別支援教育推進センター長)として通級指導教室を拠点にした地域支援体制づくりの礎を構築。小学校校長で定年退職。

再任用教諭として通級担当、津山市特別支援教育ナビゲーターとして巡回相談、教育相談とともに小中学校の特別支援教育体制整備等にあたっています。


5. 学びにアクセスし、学びを広げ深めるICT

本セッションでは、私が主に特別支援学校で出会ってきた子供たちのICT活用事例についての実際をご紹介します。

個の特性や必要に応じてタブレット端末を活用するポイントについて整理しお伝えします。特別な機能なアプリを用いるのではなく、誰もがすぐに取り組める内容を皆さんと共有します。

郡司 竜平ぐんじ りゅうへい

名寄市立大学保健福祉学部社会保育学科 准教授

郡司竜平 顔写真

2022年度より現職に就き、保育に携わる学生さんたちと共に多様な子供たちへのサポートについて学んでいます。それまでは小学校特別支援学級、小学校通常級、特別支援学校と様々な教育現場で教師として子供たちと関わってきました。これまでに出会った多様な子供たちとの学びについて多くの方にお伝えしたいと考えています。


6. 通常学級におけるユニバーサルデザインの視点を踏まえた授業づくり・学級づくり

現在の通常学級の枠組みでも可能な具体的な授業づくりの方法や学級づくりのポイントなどについてお話しします。ユニバーサルデザインの考え方に基づき、特別支援教育と教科教育の融合という視点から「誰もが学びやすい通常学級」を考えていければと思います。

菊池 哲平きくち てっぺい

熊本大学大学院教育学研究科 教授

菊池哲平 顔写真

発達障害、特に自閉スペクトラム症を中心に心理学的な障害特性について研究を進めてきました。

現在は、通常の学級に在籍する発達障害をはじめとする多様な子どもたちを包摂する通常学級を目指す「授業のユニバーサルデザイン(授業UD)」をテーマに研究しています。臨床心理士・特別支援教育士スーパーバイザー・日本授業UD学会理事・日本ダウン症学会理事。


受講方法

動画視聴+レポート提出

  1. お申し込み後、4月1日・7月1日・10月1日・1月7日のいずれかから、step3【ゆうき】の全6講座を視聴いただけます。ご自身のご都合のよい時間帯にご視聴ください。なお、全ステップ一括受講の場合は、step1〜step7のすべての学び(動画視聴および対話の時間)を対象に、18か月間の受講期間があります。
  2. step3【ゆうき】の6講座に対して6つのレポートを提出して、受講が完了となります。

※和輪話はオンラインで開催され、安心して語り合える場です。詳細や申込方法は、お申し込み後にご案内いたします。

動画視聴に関する注意事項

  • パソコン、タブレット、スマートフォンなど動画視聴に耐えうる通信速度の環境でご視聴をお勧めします。

  • 動画視聴されるご本人の責任において、必要な機器や、通信環境のご準備をお願いします。インターネットの通信費は受講される方のご負担となります。

  • ご自身の通信環境の不安定さで生じた不具合(動画が閲覧できない、通信が途切れる、画面が不安定等)について当法人は保証いたしかねますのでご了承ください。

  • 動画サイトVimeoを使用します。詳細はこちらからご覧いただけます。→ Vimeoに必要な環境

注意事項

  • お申込前に必ず利用規約をご確認ください。→ 利用規約はこちら
  • 1人分の受講料で『複数人、グループ、施設内』等で視聴ページや資料等を共有することは固くお断りいたします。
  • 本コンテンツは、本講座の視聴用途のみにてご利用ください。
  • 本コンテンツの複製、上映、公衆送信、展示、頒布、譲渡、貸与、翻案、翻訳、二次的利用等は、目的の如何を問わずお断りします。
  • 本コンテンツを、著作権者の許諾を得ずに、複製、上映、公衆送信、展示、頒布、譲渡、貸与、翻案、翻訳、二次的利用等をすることは著作権を侵害する行為であり、その利用者は刑事責任を問われる可能性があります。また、これらの行為は講演者等の肖像権等を侵害する行為となります。 

受講証明書の発行について

step3【ゆうき】の6講座に対して、6つのレポート(アンケート形式)をご提出後、1ヶ月以内にメールにて受講証明書をお送りします。

実際の証明書の内容と変わる場合があります
実際の証明書の内容と変わる場合があります

受講料

 

全ステップ一括受講

(step1〜step7)

一般 100,000円
サポーター 50,000円
学生 30,000円

本講座は、Stepごとに段階的に理解と実践を積み重ねていく構成です。そのため、現在は全ステップ一括での受講のみを基本として受付けております。

 

個別のステップのみを受講されたい場合は、事務局が一人ひとりの学びの状況や目的を伺ったうえで対応(個別案内)いたしますので、詳細はお問い合わせください。
(単発受講の可否・料金については、別途ご案内いたします。)

  • サポーターとは、当NPOを継続的に寄付で応援されている方のことです。サポーターでお申込みされる方は、まずはサポーターへの入会をよろしくお願いいたします。サポーターについてはこちらです。
  • 学生は申込時に学生証の写真が必要になります。

お申込みのから受講までの流れ

申込締切:3月25日 6月25日 9月25日 12月25日

  1. ページ下部の「お申込みボタン」からお申し込み下さい。
    (お申込みは専用サイト「Doorkeeper」を利用しています。Doorkeeperについてお知りになりたい方はこちらのリンクからご覧ください。)
  2. 事務局から動画視聴開始当日にメールで動画視聴リンクとパスワードをお送りします。
  3. お申し込み後、4月1日・7月1日・10月1日・1月7日のいずれかから動画を視聴できます。
  4. 各講座のレポート提出後、1ヶ月以内にメールで受講証明書をお送りします。

キャンセルについて

キャンセルの場合は必ず inclusive@jiei.org までご連絡ください。

ご入金後の返金はありませんので予めご了承ください。 

お申し込み

「多様な発想支援士養成講座」は、対話と実践を重ねながら、少しずつ視点を広げていく学びの場です。そのため現在は、全ステップを通して学んでいただく一括受講を基本としています。ただし、ご事情や学びの目的により、特定のステップのみの受講をご希望の場合は、個別に対応しています。詳細は下記をご確認ください。

銀行振込をご希望の方 / 単ステップ受講をご希望の方

単ステップ受講をご希望の方、または銀行振込でのお支払いをご希望の方は、下記内容を明記のうえ、メールにてお申し込みください。追って、振込方法等をご案内いたします。

【送付先】inclusive@jiei.org 
【件名】【単ステップ受講申込み】step3(ゆうき) もしくは 【全ステップ受講申込み】銀行振込希望
【本文記載事項】
 ① ご希望の受講内容(例:step3〈ゆうき〉のみ / 全ステップ受講 など)
 ② お名前(ふりがな)
 ③ ご住所
 ④ メールアドレス
 ⑤ 電話番号
 ⑥ 単ステップ受講を希望される理由(任意)