違いがあっても、共にいられる。
それぞれの違いがあるまま、学び、暮らし、つながっていける社会へ。
私たちのまわりには、
「うまくなじめない」「どう関わればいいかわからない」
そんな思いを抱えながら過ごしている子どもや大人がいます。
それは、特別な誰かの話ではありません。
今の社会の中で、誰にとっても身近なことです。
違いを無理にそろえるのではなく、
違いがあるまま過ごせる場を、人と人との関係の中から育てていく。
その営みこそが、インクルーシブ教育だと私たちは考えています。
私たちは2013年より、
「ともに学び、ともに生きる社会」をめざして取り組んできました。
インクルーシブ教育とは、
一人ひとりの背景や特性の違いを前提に、
同じ場で学び合いながら、それぞれに合った支援を受けて成長していく教育のあり方です。
分かり合うことを急がなくてもいい。
いつも前向きでいなくてもいい。
違いがあっても、共にいられること。
その安心感が、学びと成長の土台になります。
私たちが大切にしているのは、
「こうすればうまくいく」という答えを示すことではありません。
子どもも、大人も、
立ち止まり、迷いながらも、
安心して同じ場にいられる関係を少しずつ育てていくこと。
一人ひとりの小さな実践が、
やがて学校や地域の空気を変えていく。
その未来を信じ、私たちは歩み続けています。
Illustration by Naoko Ikeda
Logo design by Yukimi Nishimura