理念

日本インクルーシブ教育研究所は謙虚に和を大事にして情報発信します。

 

すべての子ども達が得意なことを活かし、苦手なことは助け合いながら自信を持って「私は(僕は)これで大丈夫!私が(僕が)好き!」と言える環境づくりをします。

 

そして、多数派と少数派が共に生きやすい社会の構築を目指します。

理念の解説

日本インクルーシブ教育研究所では、インクルーシブ教育や特別支援教育、ASDやADHD、LDなどへの正しい認識や特性に合った支援方法を進めていきます。すべての子ども達が互いの違いを知り、共に助け合い、学び合い、違いを認め合いながら、個々の特性を活かして大人になっていくことができる社会をつくっていきます。

 

そして、病気や障害があるからといって、その子を排除したり、単に保護するといったことではなく、今を生きるすべての子ども達が「人は違うからこそ、おもしろい!」と感じることができ、共に助け合いながら生きることを目指した『インクルーシブ教育』をすすめていきます。

 

平均的な発達をしている人達を多数派とするなら、発達に凸凹がある人達は少数派となります。この世の中は多数派の人達が生きやすいように構成されています。そのため、少数派は多数派になることを求められることが多く、とても苦しんでいます。多数派が少数派になることが不可能なように、少数派が多数派になることも不可能です。そんな不可能なことを可能にしようともがくのではなく、少数派だからこそできることがあり、少数派の良さや持ち味を活かしたすばらしい人生が送れるよう「自分の得意なことで人を助け、苦手なことは人に助けてもらう」といった当たり前の「助け合いの心」を持つことができる教育環境を整えていきます。

 

私達は、個々の中にある病気や障害に対するマイナスイメージを、私達ひとり一人の中から無くしていき、完璧な人は誰一人としていないことに気づき、病気や障害や不得意は誰にでもあるもので、お互いに自分のできることで支え合う「お互い様」の心を広げていきます。

 

日本インクルーシブ教育研究所では、謙虚に和を大事にして情報発信をすると共に、すべての子ども達が得意なことを活かし、苦手なことは助け合いながら自信を持って「私は(僕は)これで大丈夫!私が(僕が)好き!」と言える環境、そして、多数派と少数派が共に生きやすい社会の構築を目指します。