7回目 特性に応じた支援

講座内容・講師

【オンラインライブ】伝わる支援の重要性 〜視覚支援を中心に〜 11月6日(日)9:30~11:15

私達大人は子ども達に「言って聞かせれば分かるはず」と思っていることが多いです。しかし、伝え方が子どもの理解様式に合っていなければ伝わりません。特に自閉スペクトラム症の子ども達には見て分かる支援や、時には特別な支援法であるソーシャルストーリーズやコミック会話などを使った伝え方が必要です。子ども達が健やかに育っていくために視覚支援を含めた伝える手立てについてお話しをします。

原田 潤哉 先生

Autism Life Support Hiroshima いんぐりもんぐり&Kure あかり 代表

広島修道大学にて財満義輝教授の元,自閉症の子を持つ親の会「雑草会」を中心に自閉症の方に携わる。その後「愛育園」、「鳥取こども学園希望館」、「社会福祉法人 友和の里」に勤務。その中で日本における自閉症の方に適した療育の必要性を実感し、2002年にノースカロライナ視察を経て、構造化・PECS・感覚統合などを学ぶ。2003年よりAutism Life Support Hiroshima いんぐりもんぐり&Kure あかりを立ち上げる。2018年にスポーツトレーナー資格のライフキネティックパーソナルトレーナーを取得し、軽スポーツを介したメンタルヘルスの方面でも活動を始めている。知的障害・肢体不自由・病弱・視覚障害・聴覚障害の児・者への特別支援教育を広島大学大学院で学び、2021年に教育学修士を修め卒業。中学校教諭免許・公認心理師の資格も保有している。2007年まで広島思春期問題研究会会長として不登校の子に携わる「ふれあいの会」を主催。2010年まで高機能自閉症児・アスペルガー症候群児支援活動「ぱれっと」を運営。現在は障害の有るきょうだいを持つ子への支援の会「広島きょうだい会VVSC」の運営に尽力している。広島障害児心理研究会、広島自閉症治療教育・支援研究会の活動にも携わっている。


【動画1】読み書き困難のある子どもへの英語支援 視聴期間 11/12~11/18

英語がどうしても学べない、書けない、読めないと困っているお子さん達がいると思います。そういった子ども達はディスレクシア(発達障害の一つで読み書き困難)があるのかもしれません。読み書きに困難のある子ども達が英語を読んで書けるようになる方法をお伝えします。

山下 桂世子 先生

Ashbrook 小学校(イギリス)SEN Provision Manager

愛知県の公立小学校で通常学級と特別支援学級を担任後、渡英。日本語教師の傍ら、プリスクールのアシスタントを経て、現地小学校で英語を母語としない子どもたちへ英語の指導。ノッティンガム大学院で特別支援修士号を取得し、現在はイギリス Ashbrook School で特別支援学級 (SEN provision) リーダーとして活躍中。2012年にイギリスのジョリーラーニング社のジョリーフォニックス公認トレーナーになり、公立小中学校や英語教室等の指導者へシンセティック・フォニックス指導にあたる。また、英語の読み書きに困難を示す児童・生徒への指導や指導者育成にも力を注いでいる。


●著書


【動画2】子どものつまずきから考える学習支援(国語・算数) 視聴期間 11/19~11/25

子ども達は学習が上手くいくと学校が楽しくなります。一方、学習につまずくと一気に学校が楽しくなくなってしまいます。そのため私達大人はそれぞれの子どものつまずきに気づき、適切なサポートをしていかなければなりません。子ども達は自信をもって大人になっていけるよう学習サポートについてお話します。

山田 充 先生

特別支援教育士スーパーバイザー 

大阪府堺市で20年間通級指導教室を担当。退職後、非常勤で広島県廿日市市教育委員会で特別支援教育のアドバイザーを担当。同じく大阪府堺市教育委員会でも特別支援教育の専門家チームとして活動。

大阪府大阪市教育委員会特別支援教育専門家チーム巡回相談を担当。

日本LD学会代議員、特別支援教育士資格認定協会理事、日本K-ABCアセスメント学会理事、日本授業のユニバーサルデザイン学会会員、日本ワーキングメモリ学会会員、S.E.N.Sの会大阪支部会事務局長


●著書