私達大人は子ども達の育ちの中で自己肯定感を育てることができるか?という問いに対してYES NO両方であると言えそうです。社会性を身につけることが難しくなったと言われる子ども達ですが、発達に偏りがあるからではなく、社会の変化に起因しているのかもしれません。子ども達が安心して社会で活躍していけるよう、ソーシャルスキルトレーニングの視点からお話していきます。
武隈 智美 先生
星槎大学 総合キャリア支援センター カウンセラー
星槎国際高校 スクールカウンセラー
NPO法人ゲートキーパーTONARINO 理事
公認心理師、精神保健福祉士、特別支援教育士、臨床発達心理士
不登校や心身症、発達障害児者への訪問支援活動を経て、現在高校生から社会人まで学生とその家族支援に関わる
多様な子どもたちをどのように理解するかについて解説し、それぞれに合わせた「意欲の回復」をめざす関わり方についてお話しします。
古川 潔 先生
星槎大学 専任講師
星槎大学附属総合学修・支援センター就職支援室 室長
青年期の学校不適応に対する支援方法と環境構築について実践と研究を行う
講演は公立中学校、特別支援学校、教職員研修等多数
私達大人が子ども達への見方をちょっと変えるだけで、子ども達は学校が楽しくなります。そして、学校がちょっと変わるだけで、子ども達は学校を好きになるのです。そんなあたたかいお話をします。
西郷 孝彦 先生
前・世田谷区桜丘中学校 校長
1954年横浜生まれ。幼少児から、横浜山手や米軍基地の異国の文化に触れながら育つ。上智大学理工学部を卒業後、1979年より都立の養護学校(現:特別支援学校)をはじめ、大田区や品川区、世田谷区で数学と理科の教員、教頭・副校長を歴任。2010年より10年間、世田谷区立桜丘中学校長に就任し、インクルーシブ教育を学校経営の中心に据え、校則や定期テスト等の廃止、ICTの活用、個性を伸ばす教育を推進した。2020年3月退職。NHK「ノーナレ」ほか出演多数。
●著書
Illustration by Naoko Ikeda
Logo design by Yukimi Nishimura