子どもは日々いろいろな行動をしています。そんないろいろな行動を大人目線で見ると、つい「ダメ!」「やめなさい!」と言ってしまいたくなる行動もあるでしょう。でもよく見れば「うちの子なかなかやるじゃん!」という行動もたくさんあるはずです。今回は日々の生活で隠れてしまいがちな子どもの「なかなかやるじゃん!」という行動をもっと応援する方法と、親も子も「できる!」と感じられる新しい行動を育む方法について、発達障害児の家族支援のひとつであるペアレント・トレーニングのエッセンスを踏まえてお伝えします。
加藤 永歳 先生
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課
障害児・発達障害者支援室 発達障害対策専門官
兵庫教育大学大学院 学校教育研究科 特別支援教育専攻 修了
千葉県発達障害者支援センター 発達相談員
足立区教育相談センター 教育相談員
一般社団法人日本発達障害ネットワーク(JDDnet) 事務局長
岐阜県発達障害者支援センター 発達相談員
H30年度~現職
発達特性のある子どもの困難さに寄り添い、その子の苦しみをどのように解決していくか、それぞれの特性に応じた対応方法や保護者の心に寄り添うあたたかいサポート、告知についてお伝えします。
梶梅 あい子 先生
あおさきこども心療所 院長
広島大学医学部 臨床教授
日本小児科学会専門医
子どものこころ専門医
医学博士
広島市5歳児健診実施検討会 委員
広島県小児科医会子どものこころ委員会 委員
広島発達障害研究会 幹事
広島児童青年精神医学研究会 代表世話人
子ども達のつまずきの原因を探る時、感覚の視点が役に立つことがあります。そして、子ども達が欲している感覚を知り、どのようなアプローチをすると子ども達が健やかに育っていくかが分かります。子ども達を幸せにするための視点についてお伝えします。
石附 智奈美 先生
広島大学大学院医系科学研究科 講師
保健医療学博士
専門作業療法士(特別支援教育)
日本発達系作業療法学会副会長
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所理事
広島市教育委員会巡回指導委員など
●共著
Illustration by Naoko Ikeda
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